Amazfit GTR レビュー 使ってみて感じた良かったところとイマイチなところ

2019/12/18 ファームウェアアップデート

今回のファーム更新によって、正式に日本語フォントに対応しました。
これにより完全な日本語表示が可能になり、時計内のメニューだけでなくスマホからの通知も日本語で表示出来るようになっています。

少し前になりますが、2019/11/11のGEARBESTで実施された独身の日セールで 前から気になっていたAmazfit GTRを購入しました。

今回は待望のAmazfit GTRを購入してから実際に1ヶ月使ってみて感じた部分などに触れつつレビューしたいと思います。

スペック

Amazfit GTR47mm42mm
サイズ47.2 x 47.2 x 10.75 mm42.6 x 42.6 x 9.2 mm
重量アルミ:約 36g
ステンレス:約 48g
チタン:約 40g
約 25.5g
防水5 ATM(生活防水)
ディスプレイ1.39インチ、AMOLED(有機EL)1.2インチ、AMOLED(有機EL)
解像度454x454px、326 ppi390x390px、326 ppi
ディスプレイ
素材
ゴリラガラス3(強化ガラス) + 防指紋コーティング
付属バンド素材アルミ:PUレザー
ステンレス:PUレザー
チタン:フッ素ゴム
黒:シリコン
ピンク:シリコン
白:シリコン
赤:シリコン
グリッター:PUレザー
バンド幅22 mm20 mm
センサーPPG光学式心拍センサー、6軸加速度センサー、地磁気センサー、
気圧センサー、周囲光センサー、容量センサー
GPS性能GPS+GLONASSデュアル衛星測位
ワイヤレス接続Bluetooth5.0 / BLE
バッテリー410mAh (リチウムポリマー)
通常使用:約 24日
195mAh (リチウムポリマー)
通常使用:約 12日
充電時間約 2時間
同梱物マグネット式充電ケーブル(USB TypeA)、ユーザーマニュアル

外観

今回はGearBestで購入したので、中国国内の配送業者が絡むのでもっと箱はボコボコになっていると思っていましたがほとんど凹みのないとてもきれいな状態で配送されてきました。

内容物は、Amazfit GTR本体、充電用ケーブル(USB Type-A→専用端子)、ユーザーガイド(多言語)の3点のみとなっており、とてもシンプルな構成です。

箱に収まった状態から文字盤が表示されていて、最初は常時点灯!?と思いましたが、よく見ると傷防止の意味も込めて?シールが貼ってあるだけでした。

貼ってあるシールは、跡など残らずに剥がせるタイプでした。

取説にはきちんと日本語表記もあり、さらには技適の記載もされているので何の引け目もなく日本でも使用できます。

付属のバンドはクイックリリース機構により脱着可能となっています。22mm幅のクイックリリース対応の交換用バンドであれば付け替えが可能なので、ステンレス等の金属製バンドがいい場合も別途購入すれば交換可能となっています。

裏面左右の小さな金属が充電端子になっており、磁石によって多少ずれてくっつけても正しい位置に接続されるようになっていました。

(充電中に見る人は少数だと思いますが) 充電中も時刻・日付・曜日の表示が中心にされています。外周部の緑のラインが充電の%を示しています。100%で完全に円になります。

実際に腕に巻いてみた状態腕のサイズは成人男性としては細い方だと思いますが、47mmでも大きすぎるほどのサイズではありませんでした。

見えないところにもAMAZFITの刻印があり、こだわりが感じられます。

良かったところ

No.1 電池持ちの良さ

まずなんといってもバッテリー持ちの良さが他との大きな差別化だと思います。スマートウォッチはカタログ上で2日~7日程度のバッテリー持ちでも長期間使用できる!とうたっているものがある中において、カタログ上で24日、実使用では約1ヶ月の間充電なしでも連続稼働しました。今回のAmazfit GTR以外にも、省電力モードで1ヶ月持続というスマートウォッチは多数ありますが、今回の計測期間中は省電力モードは1回も使っておらず、心拍数の検出方法は「自動心拍数検出と睡眠アシスタント」、検出頻度も最短の「1分」に設定した状態で「入浴中・着替え中」以外の時間は常に腕に付けて生活していました。メール・SMS・電話・LINEのみ通知するように設定しており、1日の通知数は全部で約20件ほどです。

↑公式の24日目の状態

↑限界まで使用して充電直前

No.2 画面の視認性の高さ

最初のスペック表にもある通り、Amazfit GTRはディスプレイにAMOLED(有機EL)を採用しています。これにより従来の液晶パネルよりも特に日光の下での視認性が向上しており、日中の野外であっても画面表示が見えないということは全くありませんでした。

気になったところ

唯一の欠点とも言えると思いますが、Amazfitアプリはほぼ完全に日本語化されていますが、Amazfit GTR本体側のファームウェアがまだ日本語に対応していないため「ひらがな/カタカナ」部分が「??」に文字化けしてしまう点です。
ただし、Amazfitの他シリーズは後のファーム更新で日本語表示対応した例もありますし、GTR自体も技適取得済みと日本での使用も想定されていると思いますので今後のファーム更新に期待して待ちたいと思います。

2019/12/18 ファームウェアアップデート

今回のファーム更新によって、正式に日本語フォントに対応しました。
これにより完全な日本語表示が可能になり、時計内のメニューだけでなくスマホからの通知も日本語で表示出来るようになっています。

もう1点気になったのは、常時表示(Always On Display:略称AoD)での表示画面がアナログ・デジタル・表示しないの3択しかできず、表示画面の変更ができないことです。実際に常時表示で使うかといわれると、私は使っていませんのでそれほど影響はありませんが、ディスプレイ非表示→表示のラグが多少あるので、頻繁に時刻確認をする方にとっては重要となる要素かもしれません。

総評

日本語対応後の総評

日本語に正式対応したことによって、日本人にもとても使いやすいスマートウォッチになったと思います。 外観やバンドの質感からも、ビジネススタイルでも違和感なく使用できるスマートウォッチとしてAmazfit GTRオススメです。

海外掲示板などではGPS精度が高くないなどの報告も多く上がっているようですが、Amazfit公式から今後のファームウェアアップデートで改善の予定ありとの発表もあるようです。実際に日本語表記に関しても公式からアップデート予定ありとの発表があったうえでのアップデートだったこともあり、今後も続くだろう改良にも期待できると思います。

今回私の購入したGearBest等の海外通販と比べてしまうと価格差はあるものの、Amazonなどの国内通販での取り扱いもあり、実売価格が比較的安いこともあって非常にコスパの優れたスマートウォッチと言えます。

今購入するなら、価格的にも海外通販系がお勧めです。47mmだけでなく42mmや廉価版のGTR Liteなども取り扱われており、色なども選べます。
あくまで個人的な意見ですが、 日本語での問い合わせが可能だったり、注文確定後でも発送前ならキャンセル可能など、サポート面ではGearBestが頭一つ分優れていると思います。

Amazfit GTR Lite 47mm
created by Rinker
Huami

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